2008年12月25日

独創性の価値

大帝です。
最初にお断りしておきますがほんとにただの雑文です。

変形玩具で検索してたら、変形玩具のアイデアで特許が申請されていることを知りました。そういう可能性があることに思い至らなかったので驚きました。

eggplan.jpg
そこでJ-tokkyoでどんなものが対象になっているのかちょっと調べてみます。

http://www.j-tokkyo.com/2003/A63H/JP2003-210855.shtml
http://www.j-tokkyo.com/1999/A63H/JP11128542.shtml
このへんだと機能や素材からということで特許にも納得です。

http://www.j-tokkyo.com/2005/A63H/JP2005-224254.shtml
http://www.j-tokkyo.com/2006/A63H/JP2006-034896.shtml
http://www.j-tokkyo.com/2006/A63H/JP2006-346175.shtml
関節の構造や変形パターン。アムドライバーのなにかですかね。
図は特許電子図書館で検索かけると見れます。
厳密にはネジの止め方ひとつにも特許がありそうで、いつ抵触してしまうかわからない部分です。

しかし変形のモチーフが対象となると首をかしげたくなります。
これは特許ではなく商標の領域かと思ってました。
http://www.j-tokkyo.com/2005/A63H/JP2005-224253.shtml
http://www.j-tokkyo.com/2001/A63H/JP2001-070660.shtml
http://www.j-tokkyo.com/2001/A63H/JP2001-070659.shtml
ハサミになるロボットはけっこういいですね。見たことないですが売ってたんでしょうか。

たとえばうちで卵から鶏に変形する玩具を自作したとしたら見た人はまず間違いなくタマゴラスを連想するでしょうが、変形パターンは違うものになるだろうし、タマゴラスに鶏はいません。別の制約としてタマゴラスは変形後も卵の丸みを保っているというのがありますが、このフォーマットを踏襲したとしても「卵から何かになる変形玩具」というコンセプトが商標でなく特許の侵害になるんでしょうか。
(引き合いには出したもののタマゴラスに特許が申請されているかは知りません)
勝手に恐竜のバリエーションを増やしたディスクアニマルも「ディスクアニマル」というデザインフォーマットとキャラクター性にのっかってるのが問題で、変形モチーフの選択や変形パターンには独創性が感じられます。
上記の申請を見ても「ロボットが文房具になる」というコンセプトでなくて「ロボットが(実用的な)ハサミになる」と個別のモチーフを指定しているところから、機能ではない形状への変形を発明とは言えない気がします。
形のことだけでいったら厳密に「それ」そのものに変形できる変形玩具などほとんどなく、大半は「それっぽい」ものになるだけですし。
だいたい変形玩具っておもしろいですけど社会にとって有用な「発明」なんでしょうか、というのが特許をとれると思ってもいなかった理由でした。
もちろん最初の一人の独創性は評価されるべきだし、変形玩具がある時代に生まれてよかったなあとは思うんですけどね。

以上、クリスマスに考えたとりとめのない話でした。
posted by ジザイトイズ at 10:11| Comment(3) | 雑文 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ハサミに変形するロボットは、ブンボーガーつー食玩のの内の一体のことではないかと。
どこかにレビューがあったと思います。

しかし、変形玩具何ぞで特許とは驚きですね。
Posted by PEL at 2008年12月26日 11:20
ハサミ、1999年、バンダイとなると、ハサミになるロボットというのは「ブンボーガー'99」の「BG-003キルスター」のことっぽいですね。御興味ありそうなので御参考までに。(´▽`*)
それにしても聞いた話だと、こういう特許とか商標ってある程度以上に儲かっているのが目立つようになるとある日突然に権利者の方から多額の使用料請求がくるとか。
「R.P.G.」のこととかもありますし、大きな企業のすることは怖いですねぇ。(´△`;)ブルブル
Posted by 蜆屋このは at 2008年12月26日 12:30
>PELさん
>このはさん
情報ありがとうございます。
特許電子図書館で見た図案だともう少しかっちりしっかりしたものかと思ってましたが、食玩だったんですね。ダグオンのライアンばりに背中にしょった刃が金属なのかと期待してしまいました。
全身ステンレスで手足の流れをもっと有機的にまとめたらMoMAに収蔵されてもよさそうなのに、という印象です。
あと特許の書類って商標とは関係ないので商品名からはたどれないのが不便ですが、構造自体は玩具の変形説明書よりもよくわかっておもしろかったです。
ある日突然請求が、というのは相手の認知とかコストパフォーマンスとか費用対効果でしょうけど、恐ろしいのは自分がその特許なり商標なりに抵触しているのかが皆目わからないことです。
サブマリン特許とか水面下には一体なにが棲んでるんですか。
まさか「変形玩具」というコンセプト自体が特許とられてたりしないですよね。
…ですよね?
Posted by 大帝 at 2008年12月26日 15:28
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