2009年02月14日

キモチをカタチに3

なにかのイベントが常に締切りになるというのは精神衛生上よろしくないです。

heartful090214_1.jpg
色は塗ってますが完成というわけでなくとりあえずのコンセプトの分かりやすさのためです。
あと、いささか被写体がグロっぽく写ってしまいましたのでご注意を。

heartful090214_2.jpg
変形過程。なんだろう、悪いことをしている気がします。目を開いてなくてよかった。

heartful090214_3.jpg
『恋するキモチ』に変形(なんだそれは)。
腹を割って隠れた心のうちをさらけ出してみました。
外周と内側の穴がそれぞれハート形になるように畳んでます。
キモチなので本体は穴の「中身」の方です。空間を彫刻する、というのも面白いかと思いその枠を作ってみた次第。
髪型も上から見ればハート形です。
LOVEの文字は地色が透明の方がよかったんですが、手持ちを切らしてたのでやむなく白地で。まあそのうちやり直します。
色は変形が断面の形を使っていることを強調するために塗ってます。足は内側だけ塗るとおかしいかと思いまるごと塗りましたが、かえって意味不明のファッションになったかもしれません。

ちなみにおおよそ同じものに見えるかと思いますが前記事までとは似て非なるものになってます。
heartful5.jpg
これが前回までの場合の変形。エビ反りではなく前屈で変形します。「穴」としてのハートにだけ注力していたので足がどうでもいい感じに余ってます。
前記事を上げた段階で「別に外枠がハート形でも問題はない」と思い直し、畳み方を変更しました。
構造自体は首の取りつけ角以外変わってないんですが変形の際の前後が変わったので、ほぼ全身のラインの変更になりましたがやって正解でした。

heartful090214_5.jpg
変形のため正中線を割っているのでひねりの入ったポーズはとれません。
一人でKAPPAのマークになれそう。

heartful090214_4.jpg
勝訴のポーズとか。
ちょっと油断すると断面がチラリ。どんなうっかりさんだ。

heartful6.jpg

さて、終わってみると画面がピンク色なだけで、このイベントにふさわしいのかどうかわからないものになりました。
でもいいのです。だって何のイベントかなんて一言も書いてないし。

以上、2月14日特集でした。
ラベル:年中行事
posted by ジザイトイズ at 00:45| Comment(7) | 開発室 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なんというバンアレン帯プレゼント。
今度出る腕時計トランスフォーマーに着想を得たようなことを書かれていたのは、こういうことでしたか。

前回の試作でお腹にハートの出っ張りがあったのは変形に必要だったからなんですね。正直言うとデザイン的にあれはどうかと少し思ったので、今回のスッキリしたデザインはとても良いと思います。好みです。
海老反りになった状態で胸がハート上部のふくらみになるなど、モチーフが女性であることがラインに生かされていて流石だと思いました。変形前後で色が大きく変わるのも面白いですし、人型形態で足だけ色が違うのもセクシーでいいと個人的には思います。いやはや。

両手に持ったハートのプレートはこの作品の独自性を演出するアクセントとして非常に面白いと思いますが、もし一般的な人型に寄せようとするのであれば、髪型をロングに、髪色をチョコレートに変更し、後ろ髪がハート型に変形して穴を埋める(もしくは最初からハート型の髪でも可?)というのも一つの案として面白いかも、なんて思ったりもしました。現在の後ろ髪でハートの輪郭の一部を形作る部分は髪を縛るアクセサリーなどにしてピンク色を残す、とか。
そうすると両腕が余りますが……写真立てみたいにスタンドにするか、輪を作って壁掛けにするか……うーん、蛇足感がありますね(^^; まあ聞き流してください。

誰からもカカオ菓子など貰えない2/14ですが、これを見て少し幸せな気分になりました。良い物をありがとうございました!
Posted by 通りすがりの物 at 2009年02月14日 09:59
とても素敵ですね!
Posted by sushi at 2009年02月14日 22:19
素敵ですね!
Posted by sushi at 2009年02月15日 11:50
>通りすがりの物さん
ちょっとピントのずれた話になるかもしれませんがご容赦を。
額縁変形なら額縁の中身は変形に使えないデッドスペースになりますから、つまり変形に使わなければいいのでは?というのが立脚点で、では中身をどうするのかという結論が手に持つということでした。
ハートを片手だけに固定したり、ギザギザに割れるように両手に持ったり、背中に翼のようにつけたりも考えましたが、今回のテーマをもっともストレートかつ簡単に表現できる形として両手に固定してみました。人型に変形するのではなく、ポーズとかシチュエーションこみで変形するという感じでしょうか。
もしくり抜く形が四角だったら、アタッシュケースを大事そうに抱えた男を作ったかもしれません。
G2以降のトランスフォーマーや超合金魂などの可動と変形を両立させた玩具に慣れた目には不自由に映るかもしれませんが、あれは人型に変形したと思うべきではなく、アクションフィギュアに変形したと捉えるべきなのです。
極端な考え方をすれば、立っているポーズから座っているポーズへの変化さえ「変形した」とも言えるわけですし(初期の山口式可動というのはそんな感じがします)、戦隊もののロボットも人型になるというよりは「直立した人型」になるという方が近いです。
かつては自分でも変形に必要なくても二重関節にしたりと「全部載せ」を指向していましたが、今は部品数を削り変形専用可動軸を削って見せたい形をピンポイントに作る省エネ路線でして、しばらくはその傾向が続きそうです。

>sushiさん
ありがとうございます。
かさねがさねありがとうございます。
そしてすいません。ときおりコメントの反映がえらく遅い時があるようで。
Posted by 大帝 at 2009年02月15日 13:52
背面のセクシー度が下がったのは残念ですが、
これはこれでセクシーかと。

飛行機や動物など、別の意味ある形状にならないという意味においては、
ある意味で無形の変形人形ですけど、「変形方法が想像出来ない」という意味では、
変形玩具の原型的コンセプトの体現なんじゃないかと。

ハート部分は構造的に後ろ髪につけられそうですし、
統一コンセプトで、ダイヤ、ハート、クローバー、スペードなんて
ブロック構造から変化するアクションフィギュアなんてーのも面白そうかな、と思いました。

意図されたものかどうかは判りませんが、
胴体の分割ラインはグロいというより、むしろヱロい気がします(笑)。
Posted by ちくわ at 2009年02月15日 19:57
いつも楽しませていただいております。
ありがとうございます。

>人型に変形するのではなく、ポーズとかシチュエーションこみで変形するという感じ

このコンセプトがとても魅力的ですね。
サンタさんも単なる物から物への変形ではなく変形前後に明確な関係性(ストーリー)があって感動しましたが、それをさらに進めた感じですね。
ハートを大事そうに両手に抱える姿、変形前の背中に隠し持ってる姿にグッときます。

初期の山口式を例に挙げられていること、なるほど!と思いました。
言われてみれば、軸の打ち方で意図・意志を表現する山口式を初めて知ったときにも、動くことに意味を盛り込もうとする姿として同じように感心したことを思い出します。
Posted by がぼん at 2009年02月16日 02:49
>ちくわさん
そういえば背面の写真を撮り直してませんでした。
モチーフのチョイスについてですが、変形玩具は「それそのもの」の機能に変形することはなく、あくまでそれを模した形に変わるにすぎません。形に意味を見いだすのは見ている側の主観です。
ハートマークも元は生の心臓を記号化したシルエットですから、「形を模したものを模している」という点ではそう遠くもないように思っています。
たださすがに苦しい言い訳ですね。予備知識なしで見たら女体の開きにしか見えません。
そしてまたエロい言われよう。

>がぼんさん
いつもごらんいただきありがとうございます。
うちで作っているものはもはや変形とはいえないくらいポーズのひとつみたいになってきているので、少しでも両形態の関係性を強めたいという計算もあります。
山口式可動をホビージャパンで初めて見た時はこんな考え方もあるのかとなかなかの衝撃でした。モノシャフトドライブと命名されたように記憶してますがその名前聞かなくなったような。
同じ号にスタジオハーフアイの完全変形ゲッターロボも載っていたので何事かと思いました。
Posted by 大帝 at 2009年02月16日 08:36
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