大帝です。
どうでもいい話を少し。

玩具においては変形ありきの自分ですが、日常においては機能としての変形が役に立つ場面をほとんど想像できません。有効だと思えるのは折り畳み椅子くらい、つまり収納に便利になるかというところだけでしょうか。

本来あることをするために特化したのが「道具」なので、ある道具が他の機能を合わせて持てば、一方の機能にとってはもう一方は無駄、死んだ機能です。
変形はなんとなく「多機能で合理的」に結びつきそうなイメージがありますが、実際には同時に二つの機能を使えないうえに変形させるための余計な機構と手間が必要になります。
また、世にある多機能商品は似た機能を束ねるという製造者側の視点でできています。
そのため本来的に似ているのでなおさら変形させて新しい機能を獲得するという意義が薄れるわけです。たとえば携帯電話には電卓の機能がついていますが、数字の配列をわざわざ電卓用に並べ替えたりはしません。

なら逆にこう考えることも出来ます。
「絶対に同時に使うことのない道具なら変形させる価値があるのではないか?」
機能の近さで考えるのではなく、むしろ関係の遠さで変形モチーフを選択した方が真の多機能に近づいていく可能性があるのではないでしょうか。

では、同時に使わない道具とはなにか。
喪服とウェディングドレスとか、ひな人形と鯉のぼりとか、シーズンやTPOに関係したものならいくらもありますが純粋にルーティーンな日常生活でとなるとなかなか適切なのが出てきません。
見つけられれば変形の新たな地平が拓けそうなのに。

下のようにギミックとしてすげーと思えるものもあるんですけどね。

テーブル
http://japanese.engadget.com/2006/12/10/capstan-table/

ソファーベッド
http://japanese.engadget.com/2005/11/25/bunk-bed-sofa/