2018年07月11日

新たな扉が開くとき

いろいろと忙しく更新も滞りがちなので雑文でも。

gravity_hinge1.png
知っている人にとってはなんて事のない、あるいは「今更?」という話かもしれません。

ある日ホームセンターで変形に使えそうなパーツがないかと見ていたときのこと。
喫茶店のカウンターについてるようなスイングドアに使うヒンジのサンプルが置いてありました。
扉がどっち向きにも開いて、手を離すと勝手に戻るアレです。
皆さんはその構造について考えたことがあるでしょうか。
「開けたら自動的に閉じるんだから、軸にバネが入っている」
自分はその瞬間まで疑うことなくそう考えていました。
ヒンジに添えられた「このヒンジは扉の『自重』により閉まります」という文言を見るまでは。
…『自重』とは?
よくわからないままサンプルのドアを数度スイングさせてみて、気づきました。
開くときにドア自体の高さがせりあがっていることに。
つまりこのヒンジは接合面が水平ではなく斜めになっていて、回転がそのままドアを持ち上げる動きになっていたのです。
そして持ち上げられたドアがスロープに沿って落ちてくることで、閉まるわけです。

グレビティヒンジというらしいです。
ざっくりと図にするとこんな感じ。
gravity_hinge.gif

知ってしまえば単純な仕組みですが、盲目的に信じていた事柄が一瞬で覆る感覚は変形玩具でもそう味わえるものではなく、なかなかに刺激的な体験でした。
posted by ジザイトイズ at 04:36| Comment(1) | 雑文 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なるほど、小さいけれど偉大な発明ですね。部品点数も少なくてエコです。
Posted by Namuchi at 2018年07月14日 19:17
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